卵巣機能が低下し月経が完全に停止した状態を閉経と呼びます。
平均閉経年齢は50~51歳ですが、40歳代で閉経する人もいれば55歳前後まで月経が規則正しい人もいます。
閉経する前後数年間を「更年期」とよび、個人差はありますが様々な症状を呈しやすい時期です。いわゆる「更年期障害」と呼ばれる典型症状に、ほてりや疲れやすさ、動機やめまい、手のこわばり、気分の浮き沈みなどがあります。
「ひょっとして更年期障害?」と感じているのであれば、是非ご相談ください。
更年期には、女性ホルモンの量が減少し始め、閉経後に急激に減少します。また、この時期は体力の衰えや社会的な要因により、身体の不調がよりおこりやすくなります。
これらの症状を「更年期症状」と呼び、その中でも得に日常生活に影響を及ぼすものを「更年期障害」と言い、治療が必要になります。
更年期障害には、様々な症状があります。
たとえば…
●血管運動系症状(ホットフラッシュ、寝汗、動悸など)
●精神神経系症状(うつ・いらいら・不眠・疲労感など)
●筋・骨格器系症状(肩こり・関節痛・こわばりなど)
●皮膚・分泌系の症状(皮ふの乾燥やかゆみなど)
●泌尿器・生殖器系の症状(頻尿・尿漏れ・性交通など)
簡略更年期指数(SMI:Simplified Menopausal Index)で自己チェックをしてみましょう!
①問診
あなたの健康状態や過去の病気についてお尋ねします。
【問診内容】
月経周期、最後の月経がいつか、過去の病気、いま治療している病気、生活習慣など
②検査
治療法を決めるために、必要に応じて以下の検査をします。
【検査内容】
血圧、血液検査・ホルモン値検査、健康相談、その他
③治療方法
あなたの症状に合う治療法やお薬を医師と探していきましょう。
薬物療法には、ホルモン補充療法、漢方薬、向精神薬、プラセンタ注射などがあります。
その他にカウンセリング、心理療法、食事療法、運動療法などもあります。
プラセンタって?
プラセンタは「胎盤」のことです。哺乳類の胎児が成長するために重要な役割をはたしています。
プラセンタにはビタミン、ミネラル、タンパク質、脂質、糖質の五大栄養素をはじめ胎児の成長に必要な多くの栄養素が含まれています。
プラセンタ注射剤の主な効果とは?
更年期障害に見られる疲労感や倦怠感、不眠、肩こりや腰痛などの改善が期待できます。
プラセンタ注射剤の安定性は?
プラセンタ注射剤は健康な女性から提供される感染のない胎盤を使用しています。
製造過程で酸による加水分解でタンパク質をアミノ酸に分解し、最終滅菌(121℃、30分間)するなど感染症対策を行っています。
これまで、既知のウイルス、最近やvCJD(変異型クロイツフェルト・ヤコブ病)の感染の報告はありません。
プラセンタ注射を受けられた方は念のための措置として、献血ができません。臓器提供に関しては原則控えることが求められています。
副作用として、注射部位の痛みや発赤、悪寒や発熱、発疹などが起こることがありますのでその場合は、医師にご相談ください。
プラセンタ注射はとても効果的ですが、効果発現に必要な時間は人により様々です。体調の悪い初めの頃こそ間を置かずにお通いください。
最初から注射の間隔を空けますと、素晴らしい効果を実感できない結果となってしまうおそれがあります。
そこで、最初の2か月間ほどは、週に2回ないし 10日に3回程度がお薦めです。2か月ほどするとかなり体調がよくなります。
費用は3割負担の方で、500円(再診料含む)程度です。